うつ病
うつ病とは
抑うつ気分、抑うつ状態、うつ病
「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される症状を抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。
うつ状態という用語のほうが日常生活でよく用いられますが、精神医学では抑うつ状態という用語を用いることが多いようです。
このようなうつ状態がある程度以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。
症状
うつ状態で一般にみられる症状を表1に示します。
早期発見のためにも重要です。
ふだんの自分と違う心身の調子の変化に気づいたら、また周囲の方であれば、いつもと違う相手の様子に気づいたら、一度はうつ病を思い浮かべてください。
表1うつ病でみられる症状 |
1)自分で感じる症状 憂うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、イライラする、元気がない、集中力がない、好きなこともやりたくない、細かいことが気になる、悪いことをしたように感じて自分を責める、物事を悪い方へ考える、死にたくなる、眠れない |
2)周囲からみてわかる症状 表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える |
3)身体に出る症状 食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が渇く |
(厚生労働省HPより引用)
うつ病についてもっと詳しく知りたい方は厚生労働省HPをご覧になってみてください。